画廊キューブブルー
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〜粉引を中心に〜
近藤精宏 作陶展

2003年1月25日(土)〜2月4日(火)

瑞浪の榛沢窯頌

 近藤さんは、長年、瑞浪にすんで榛沢窯をいとなむ作家である。
 自ら築いた昇り窯から生み出される壷や茶碗や皿はいずれも みるからに力づよく、それでいてシンプルだ。そこにあるという存在感、リアリティーを喚起するフォルムと白濁の釉薬がその魅力の源泉であろう。
 工房を訪ねた冬の一日、雪をかぶった恵那山を遠くに望むことでできたが、一方で周りの自然環境の厳しさもしらされた。
 瑞浪の山懐に暮らす近藤さんが挑んだ今回の作品には、尊敬する小山冨士夫とともに切磋琢磨した技が生きている。

金原 宏行/美術評論

近藤精宏 作陶展
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近藤精宏■略歴
1945年、新潟県柏崎市に生まれる
1971年、故小山冨士夫先生(陶芸家・陶磁学者)の内弟子になる
      花の木開窯に従事
1972年、種子島に赴き南蛮手の技法を習う
1975年、岐阜県の瑞浪市に独立「榛沢窯」を開窯
1976年、穴窯を初めて焚く 無釉陶を試みる
1978年、登り窯を築く。この頃より粉引き作品にとりかかる
1979年、蛇窯を築く
1991年、美濃唐津上絵付を試みる
1999年、種子島の土を焼く(横浜高島屋)
2000年、NPO瑞浪芸術館理事長をに就任
      東京 横浜高島屋 名古屋松坂屋
      静岡川村文化財団 岐阜光芳堂
      ニューヨーク・ダイ イチアーツ
      (財)木村茶道芸術館粉引茶碗収蔵
2002年、中村嘉葎雄と交友展

●無所属

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