2004年4月23日(金)〜5月2日(日)
辿っても、掴みきれない記憶というものがある。しかしそれは幻想ではなく、何処か確信に充ちた感覚として、現れる。その思いや感覚は、どうも人の記憶の古い層から、立ち上ぼってくるようだ。小田の作品をみると、いつもそんな感慨に囚われる。「見えないもの」を「物」として、視覚の快楽に供することがアートの可能性であることを、再び思い起こさせる。
■作家在廊日 土・日・祭日(4/24、25、29、5/1、2)
[ ←back ]