日本国憲法の平和思想は宝内藤庸(中2) 日本国憲法は、すごいものだと思いました。他国の人に「地球人類の希望であり宝」と思われているからです。
アメリカのオーバービー博士が日本にやって来た、という記事を読みました。彼は米軍に志願し、朝鮮戦争の時には飛行機から爆弾を落としました。そのころ彼はまだ若く、爆弾の下にいる人たちのことを考えるゆとりはなかったが、それが「人生の転機」になったと彼は言います。やがて学問の道に進み、日本国憲法がすぐれた憲法であることに感銘を受けます。特に第九条に。今彼は、この思想を全米に普及する運動をしています。
私は今まで、日本国憲法のことをあまり知りませんでした。でもこの文を読んで、戦争放棄や戦力不保持のことが第九条に書かれていることを知りました。アメリカは日本に原爆を投下したし、イラクとの問題もいろいろあります。私はそんなアメリカだからこそ、この憲法を取り入れるべきだと思います。「武力で進める」のではなく「武力に頼らないやり方」で。それは地球全体の問題です。 中日新聞
2004年5月3日掲載 |