自然の色こそ本当に美しい青木あゆ(中1) 私が、中日新聞夕刊の「ハーフタイム」で青いバラの記事を見た時は、すごい感動しました。考えもしなかった青いバラを作り出すことまでできるようになったのかと思ったのです。
でも、その記事をよく見ると、作らない方が良い、という意見も出ているそうです。私も少し意見が変わりました。遺伝子組換えにより、開発が進んでいるとことを知ったからです。
六月の梅雨の季節に咲いている、アジサイを見てください。同じ「青」でも、何か違うものが見えてくる気がします。それは、アジサイが自然の「青」であり、バラが人口的に作った「青」だからだと思います。私は、アジサイの「青」の方が好きです。それは、人間も自然の一部だからだと思います。
新しく開発されていくものも、美しく鮮やかな色かもしれません。しかし、自然の色の清楚(せいそ)な感じが、本当の美しさだと思います。 中日新聞
2004年6月11日掲載 |